北大CLAP_R4_医療AI特別セミナー_第7回目[学会参加報告]

 こんにちは。Medi Face関西チームの坂本です。Medi Faceでは、AIを使った診断技術について製作中で、今後関係してくるAIや医療の分野について、勉強会に参加して情報をまとめることを定期的にしています!今回は、北大のAIセミナーに参加してきたので、AIに興味のある高校生や大学生の方向けに内容のまとめとAIの最新情報についてまとめようと思います!
 現在ChatGPTなどで急速に注目を集める自然言語処理(NLP)の分野ですが、医療分野とどのように関わってくるのか、個人的にもとても興味深かったので拝見しました!
 今回の講師である奈良先端科学技術大学院大学・先端科学技術研究科の荒牧英治先生は医療を言語処理の面から関わり、診断支援などを行っておられる、業界の第一人者であられる先生です。

講演

 具体的にNLPがどのようにして医療に関わっていくのか、一つに症例報告論文に対する活用があります。そこに出てくる文章をPDFにして一般化することで固有表現を抽出し、その概念化によって文章を読み取り、解析を行うというものです。これによって様々な症例報告論文が一般化できれば症例の活用の幅が増え便利なのではないか、と考えます。
 さらにLLM(大規模言語モデル)を使った対話によって、へき地医療での患者様の病状見落とし防止、希少疾患の診断にも応用できる、という話もあり、大変興味を持ちました。最新のトピックスで言うと、GPT-4がリリースされましたね。機械が人間と同程度の話し相手になることができるわけですから、これによって医師が患者様と会話するだけで高度な文書を生成することができるようになると思います。医療はAIの組み合わせによって診断できる幅は広がっていくのだな、と実感しました。

感想

 最後の質問にもあったのですが、このような技術が医療の現場に進出してくると、いよいよAIが医師の仕事の大部分を肩代わりする時代が来るのではないか、と思います。文脈を読み取るNLPだけでなく、例えば読影レポートの自動生成や、症例生成ができる技術が来年あたりにはできると聞いて、シンプルにすごいことだな、と思いました。Medi Faceもそうですが、昨今「医療×AI」の進歩が目覚ましいですね。今後のこの分野の動向から目が離せません。

最後に

 

以上が参加報告記事になります。Medi Face学生チーム・関西チームではこのような学会参加記事、コラムなどの記事執筆に興味ある方々を募集しております!ほかにもSNSなど使った広報、AIシミュレーションなど我々の活動は多岐にわたります。さらに皆さんの「こんなことやってみたい!」の声を取り入れ柔軟に対応することが可能です!!興味ある方は是非お問い合わせください!お待ちしております!

Medi Face関西チーム 坂本

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