Medi Face は、AI顔認識システムと問診アルゴリズムを組み合わせることで、「100人の精神科医がいれば、100通りの診断が存在する」とまで言われる精神科領域に新たなバイオマーカーを定義・発見しようという大胆な試みのもと、立ち上がったプロジェクトです。現在は、北海道大学医学部発の Medical Divisionと IT技術者によるTech Divisionによってプロジェクトチームが編成されています。
DUP（Duration of Untreated Psychosis＝精神病未治療期間）の値が世界の中でもトップレベルに高い日本において、臨床の観点からも社会への貢献に挑戦します。Medi Faceは、利用者に早い段階で精神疾患の可能性を知らせ、病院やクリニックへの受診を促すことで、DUP の短縮を目指します。様々な理由から精神科になかなか受診できないような人たちや、精神科医が不足している地方や離島などの人々にこそ使っていただきたいサービスです。
さらに、病院やクリニックが初診の前段階として Medi Faceを導入することで、診察時間を短縮することができると考えています。事前の質問はあらかじめ Medi Faceを通して完了させ、精神科医は本来医師にしかできない問診に集中する。そんな環境づくりをサポートします。
これから訪れる新時代の医療現場では、到底医師だけの力では解決できない課題や問題がますます増えていくでしょう。私たち Medi Faceは、まさに「医療 × IT」をコンセプトに、医師をはじめとする医療のプロフェッショナルと、医療とは一見全く異なる領域のプロフェッショナルたちが手を取り合って、未知の問題を解決していくチームです。
少しでもご興味を持ってくださった方、理念に共感してくださった方は、以下のフォームからお気軽にご連絡ください。